政策起業家が男性育休取得義務化を実現

 NPO法人フローレンスの代表である駒崎弘樹さんは、男性育休取得義務化も実現しました(駒崎弘樹政策起業家―「普通のあなた」が社会のルールを変える方法筑摩書房)。

 2010年から「厚生労働省イクメンプロジェクト」の立ち上げに関わり、男性の育休取得率向上に取り組み続けました。2019年に男性育休義務化議連を発足させ、2020年7月に骨太の方針に男性育休取得義務化が書き込まれました。11月に労働政策審議会に、駒崎さんが提案していた男性産休の案が提出されました。12月に男性産休の制度化と男性育休義務化が閣議決定されました。

 駒崎さんの10年にわたる戦いの果てに実現した男性育休取得義務化。男性の育児参加を大きく進める予感がします。